「カムイのうた」観てきました
2週間前、北海度の地に足を踏み入れ、先週は映画「ゴールデンカムイ」を観、夜にはEテレで二風谷のドキュメントを観、そして今日、映画「カムイのうた」を観ました。
アイヌにどっぷりと浸る2週間でした。
観るにつけ、知るにつけ、シサム(和人)の野蛮さ、身勝手さばかりが目につく。
すべてがそうであったわけではないだろうが、どうしてシサムはそうなったのか。
昔からそうなのか。
それとも、何かがそうさせたのか。
今もそうなのか。
自分はどうなのか。。。
映画を観て思うこと。
ユーカラ、アイヌ神謡集は、アイヌの人々の人権宣言ではないかということ。
その思いを強くした。
とき同じくして、大正11年3月1日。
水平社創立3月3日と2日違い。
世界も日本も、その時代背景があるとはいえ、その奇遇に驚かされます。
知里幸恵さんの、瑞瑞しく、美しい言の葉の表わしに、「知識」を身につけることではなく、「感性」を育むことの大切さを思い知りました。
2週間前に札幌でご挨拶いただいたアイヌの会代表出原昌志さんのお話が、本日徳島であります。
残念ながら聴くことはできませんが、紹介いただいた、アイヌの地旭川への想いは高まりました。
いつか時間ができれば、SDGsの体現であるアイヌ文化を、あらためてカムイの地に学びに行こうと思います。
いつか、必ず。