8月18日(日)、香川県の三観地区(三豊市・観音寺市)の中学生を集めての集会「人権について語り合う三観地区中学生交流集会」と、大人を集めての集会「大人の交流集会」が三豊市市民交流センターで開かれ、森口・吉成とこども塾の高校生3人で行ってきました。
参加中学校は近隣の8中学校でした。
事情があって1時間ほど遅れて参加したのですが、すでに開会行事と意見発表「いじめについて」「LGBTQ+と社会の変化」の2本が報告された後でした。
ですが、その後の討議がすごかった!
自分自身を気軽(?)にカミングアウトしつつ、自分の呼び方、髪型、家族の理解についてなど、身近なことに引き寄せて絶え間なく語り合ていて、本当に驚かされました。
休憩のあと、3本目の意見発表「部落差別のこと、僕のこと」が報告されたあと、全体で討議が行われたのですが、これがまた凄まじい!
「西光万吉」さん、「江口いと」さん、「招かれなかったお誕生会」など、各学校でしっかりと部落問題学習がされていることが伝わってきました。
また多くの発言者が、家族内にある部落への思いを語ってくれたのですが、例えば「寝た子を起こすな論」、引っ越し先の選択、住所へのこだわり、「知りすぎるのはよくない」との声かけなどなど、リアルに身近な取り組みがあることが伝わってきて、ちゃんとした学習がされていることがよくわかりました。
途中、「リスペクト」というワードや「個性を大事にする」ということが出てきたのですが、こういった交流を進めていくことが、まさにそれを実現させていくことにつながると感じました。
それがさらに学校の文化として根づき、10年20年たって町の文化として根づいていけば、この町自体が、多様性を尊重する町に変容していけるのだと思いました。
それまでにはいろんな苦難もあるでしょう。でも、決してクローズするのではなく、オープンにしていくことが、必ず町の発展につながるのだと思います。
この中学生たちには、高校生になってもつながり続けてふんばってほしいし、徳島の中学生たちともつながっていってほしいなと思います。
午後に開かれた大人の交流集会では、2人のパネラーを前にして、約40人くらいの大人が参加しました。
2人それぞれから、LGBTQについて、アスペルガーの我が子についてなどの思いが語られていきました。
2人のこれまで歩んできた道のりを思うと、淡々とお話ができるまでどんな道のりだったんだろうとか、涙ながらに、涙をこらえて語る姿に、何かをどうにかできないものだろうかとか思ってしまいます。
パネラーのお二人に言葉を返していくのですが、ここに自主的にこれだけの大人が集まっていること自体が素晴らしい。
仕方なくとか立場上とか動員とかでなく、自主的に「人権」に集まれる人がいることが素晴らしい財産だと思いました。
途中徳島からの高校生も8分、9分と時間を超えて話をするのですが、じっと耳を傾け聴いてくれるこんな場がいいなと思います。
子どもだけでなく、大人だけでもなく、大人も子どもも、性に限らず、立場に関係なく集い語り合える場が保障されて、はじめて互いへの「リスペクト」「個性の尊重」は実現されていくのだと実感します。


