つづいて、本番の流れをひととおり確認しました。
特に気をつかうのが、名前。読めない名前があったり、間違って読んでしまったり、そんなことがないように、一人一人の名前を確認していきます。
名前を確かめるために目を合わせたときの、瞳の奥に感じる光に、決意のようなものを感じます。
3年ぶりに、本大会は午前の部が復活します。その午前の部の講演会でお話をしてもらうパネラーは、この会のOB「シンジ」とOG「はなちゃん」。
1年半前、二人に八万中学校に来てもらい、部落差別や人権問題について話してもらいました。そのときに取材に来てくれていた新聞記者が書いてくれた記事を、八万中の生徒が読みあげてくれました。そして、当時感じていた思いや、今の思いについて述べてくれました。
それと、松茂中の生徒から、人権作文「幸せって?ありがとうの本当の意味、そして後世へ」が読みあげられました。
そして、語り合い。
グループに分かれて話し合い、そして全体で話し合い。
本人にとってどうしようもないことを言うのではなく、友好的な関係をつくっていけられたなら…
2日前に起きた元首相銃撃事件について、早くもフェイクニュースが出回っている事実や、海上自衛隊全体を非難することのおかしさ…
「ありがとう」が、人との出会いやつながりをつくっていく…
「ありがとう」を言った人のイメージが明るく感じられる…
自分も、部落差別を知らないままの方がいいのではと思っていたときがあったけど、知らないと、知らないうちに人を傷つけてしまう…
この学習は、やっぱりとても大切…
それぞれにそれぞれの思いや考えがあって、なるほどと思わせられたり、ハッと気づかされたり、聞いていて本当に和みました。
そんな実行委員会も今回限り。あとは、2週間後の前日リハーサルを経て、本大会。
コロナも気になりますし、実行委員会以外の参加がどうなるかも分からず、不安はつきませんが、このメンバーなら、何か、いい会になりそうな気がします。いえ、きっとなります。