教育研究集会で報告
10月19日(土)、午後2時から徳島県教育会館で、教育研究集会(主催:徳島県教職員組合)が開催されました。
そのなかで、まず1本目、森口先生から「チーム担任制により救われた教師と子どもたち~みんなで語り合う人権学習はすべてを変える~」というタイトルでレポート報告がされました。
「自分を語る」ことをすべての教室で取り組んできた、人権学習。
そのことを通して、子どもたちの「荒れ」は激減してきたといいます。
同時に、人権学習への関心も高まり、自分たち自身を見つめ直してきました。
この取組は、子どもたちにとっても良かったし、教師にとっても良かったと。
続いて2本目、私から「みんなで語り合う人権学習は、すべてを変える T-over人権こども塾の挑戦」というタイトルでレポート報告がされました。
森口先生の内容とも重なりますが、「自分を語る」こと、「自己を表現する」ことが分かれば、子どもたちは思いもしない能力を発揮する。そして他者の声を聞くことで他者を認めようとするし、自分も深く見つめるようになる。それが人権だよりなどでフィードバックされていけば、子ども集団がよくなるし、保護者との関係性も良くなる。
私自身、学校での人権学習が困難な立場年齢となり、人権こども塾を立ち上げたこと、そこでの取り組みについてお話させていただきました。
質疑応答もあり、どのような人権学習をしていけばいいのか、お答えもさせていただきました。
すべての命輝く人権学習が、日本全国どこの中学校でも実践されていくことを、心から願っています。