鳴門市人権地域フォーラム速報!

 夏開催を予定していた鳴門人権地域フォーラムが変更され、11月19日になるちゃんホールで開催されました。その速報です。
 初めにコーディネーターの森口先生から、毎年開かれている人権を語り合う中学生交流集会が紹介され、今年、そのなかで人権作文発表をした中学生二人についての紹介がありました。

 一つは、今も家庭に残る、「聞き合わせ」という部落差別意識について。
 もう一つは、学校で学んだ丸岡忠雄さんの詩「ふるさと」を通して、初めて知った祖父の足跡について。

 つづいて、若いパネリスト二人からそれぞれの思いが語られました。

参加してきた同和対象地区学習会への思い
 人権を語り合う中学生交流集会との出会い
  知らないことの怖さ
   いま、若い当事者が語る本音の思い
    親としての幼い我が子への思い

人間関係をつくる力はいつつくられたのか
 語り合うことで自分のベースがつくられた
  部落差別、知らずに過ごせるわけがない
   友人や祖父から聞かされた部落差別意識
    言葉のキャッチボールがつくられた中高生時代


 今も残る生々しい部落差別の現実。

 そのなかでどうしていけばいいのか、どんな社会をめざせばいいのか、自分はどう生きてきたのかを語り合う熱い熱い時間となりました。

 当日参加した方の感想です。

「一人ひとりの思い、考え、体験を飾らない言葉で、生の声で聞くことができ、その思いの熱を感じることができた。
 一人ひとり考え方もあるが、それを伝え合い語り合うことから始めることが大切と感じた。
 自分の人権に対する考えを深めるため、改めて考える機会として、今後もぜひ参加したい。」
30代女性北島町

 やはり「熱」なんだろうなと思います。若いパネリストの生きた言葉が、参会者の胸に響いたのだと思います。

「もうじき71歳。
 久しぶりにこんな場に参加できて、自分も差別の勉強をして、そのことを思い出し、涙がにじみました。昔も今も、部落問題抜きに人権は語れません。
 神様がひとつだけ「のぞみ」をかなえてくれるなら、中学生になって、森口先生や吉成先生の授業を受けたいです。
 部落問題を勉強できて、最高の幸せと感じている人間です。
 今日はありがとうございました。参加できてしあわせです!!
 森口先生や吉成先生のような先生が何人もいたら、本物の人権学習が進んでいくと思います。」
70代女性徳島市

 こんなふうに言ってもらえて、グッときました。71歳なんて、大先輩です。恐れ多いです。まだまだこれからです。

【内容は満足のいくものでしたか】
 「大変満足した。真剣な雰囲気が良かった。」
【人権問題についての理解は深まりましたか】
 「大変深まった。参加者がすっと入れるようなフォーラムであったから。」
【今後も参加したいと思いますか】
 「ぜひ参加したい。もう一度、新たに学習したい。コーディネーター、パネリストの連携が良かった。自分でできる人権教育とは何か?いつも忘れてはならないと思う。」
70代男性鳴門市

 70代であるにもかかわらず、「もう一度、新たに学習したい」と思えるすごさ。脱帽です。世の中にはすごい人がいるものです。私もまだまだこれからです。

 とりあえずの速報です。
 詳しい記録は、またあらためてアップします。ご覧になってください。 吉成

2021年11月19日