その日の夜に…(2023年4月23日)

人権こども塾2期がスタートした日の夜、人権こども塾「おとなのための飲み会」を開催しました。

きっかけは些細なところではありますが、参加したメンバーみんなが、それなりにこの日を待ち望んでいたことを知っていた私は、「今ならできる! 今出会ってほしい!」と企画しました。

 

総勢14名。

教員もいますが、それだけではありません。

介護士、看護師、消防隊、鳴門金時農家、美容師など、実に多彩なメンバーで飲むことができました。

年齢層も、20代から60代まで。

共通して言えることは、部落問題を、人権を、本気で語り合ってきた仲間だということです。

それが、出身も、場所も、世代も超えて、つながりあえる場となりました。

 

なかには、今まさに、我が子に部落をどう伝えるか、で悩んでいる仲間がいます。

それを20代の若者はどう聞いたか、人権学習に携わる教員はどう聞いたか。

今、そういう場が本当になくなっています。

だから、自分一人で抱え込むしかない。

でも、私たちは知っています。つながりあうことの大切さを。

それを今、あらためて、ここから始められればと思います。

 

同時にこのメンバーは、人権こども塾に絡んできてくれる立場にあります。

つまりこのメンバーは、人権こども塾の影なるサポーターでもあるということです。

10年後、20年後、この場にこのメンバーと、今のこども塾のメンバーがいて、世代を超えて人権文化がつながり、拡がっていく日を夢見て。。。

 

こんな素敵な、なんでも話しできるコミュニティを、これから私たちはつくっていきます。

 

2023年04月23日