2024年5月18日、鳴門市人権福祉センターにおいて、人権を語り合う中学生交流集会+'24第2回実行委員会を開催しました。
参加校は9団体中高生31人、教員等11人でした。
平野先生(藍住東中)の進行のもと、まずは簡単な自己紹介。
そして今回の大きな決めごとは、実行委員長・副委員長の選出と、キャッチフレーズの選定です。

副委員長立候補2名から、それぞれの思いが語られていきます。そして、2名ともに全会一致で承認(パチパチパチ)。

そして実行委員長7名(うち1名欠席)から、それぞれの思いが語られていきます。そしてこちらも、全会一致で承認(パチパチパチ)。

このあとは、実行委員長のリードのもと、キャッチフレーズ選定の初仕事。どのようにして決めていくかを自主的に協議します。さすが立候補するだけのことはあります。

今回は28作品の応募がありました。
委員長団が出した選定法は、自分がいいと思った作品について全員が意見を述べ、その後、「挙手による多数決」というものでした。


聞いていくと、一人一人選んだ作品も違えば、その理由も違います。そこに個性が出る。誰一人間違いではないし、自分の主張がある。それを知れるのが面白かった。
そして、「挙手による多数決」。

結果は、板野中学校2年生作品の、「未来を描け!! 地球という名の“パレット”に!! ~僕達が生きる、素晴らしい世界を~」に決まりました!
おめでとうございます!ご本人からの喜びのあいさつです。

休憩の後は、森口先生(松茂中)からのお話。
人権学習は「信頼と尊敬」であることをもとに、4本の資料を視聴しました。

自分や家族の障がいについて語られた資料でした。
そして、「自分はどうやって自信をもち生きていくのか」というテーマで、6つのグループに分かれて討議を始めます。

「周りが気になってたけど自分のことを言っていきたい」
「自分をさらけ出して貫いていくことが大切」
「ポジティブに短所を個性と考えて生きるといい」
「自信をもって自分を受け入れること。しかし、周りの受け入れも大事」
「信頼。人と人が認め合うこと。人と比べると自信をなくす。まず自分が信頼すること。みんな違うので変に思う必要はない」
そして、平野先生から、「長所・短所の定義とは何か?」という命題が出されます。
人と比べることでできる、優れているか劣っているか、自分がどう受け止めるか、周りの環境、長所・短所なんてどうでもいいこと、見るベクトルによって異なる、そのレベルによって決まる、周りの評価による
いくつも出てきました。そこがおもしろかった。

最後に、私吉成(八万中)から、「本大会の日程(案)」についての提案と、「これからの取り組み」について説明をさせていただきました。
特に、今回決まったキャッチフレーズ「未来を描け!! 地球という名の“パレット”に!! ~僕達が生きる、素晴らしい世界を~」をテーマに、ポスター原画を次回6月15日までに制作して応募すること。それと、人権意見発表の募集をしました。
他にも、積極的に役割を担うこと、前日夕食会にも来てほしいこと、まずはみんなが互いに仲良くなることを笑顔でお願いし、最後に「団結ガンバロー!」を、実行委員長にやってもらいました(笑)。
次回第3回実行委員会は、6月15日(土)です。申込書と詳しくは こちら です。心ある皆さんの申し込みを待ってます!
