2期vol17「2期卒業式・2023年度閉講式」

3月20日(水)、人権こども塾は、徳島県教育会館で第17講「2期生卒業式・2023年度閉講式」を開催しました。

1期生7人と2期生7人に加え、シンジさん、タクヤさん、それにタクヤさんの娘さんお二人と、板野中時代の担任だった山口先生の5人を加えての、賑やかな閉講式となりました。

まずは、あらためて自己紹介。これだけで半時間かかります(笑)。

次に、共同代表の私と森口さんからはなむけのお話。

私からは、今さらですが、人権文化祭を振り返って、ステージに上がった人、上がらなかった人、それぞれに向けて思いを語りました。あの場で発言できたなら、面接なんて、本当にへっちゃらです!そう思うでしょ?

森口さんからは、詩「峠」(真壁仁)について。シンジさん、タクヤさんとの出会いについて。その二人と山口先生の4人で前週末に行っていた、ハンセン病療養所長島愛生園や鳥取カニツアー、それといつも文字起こしでお世話になっている佐伯さんについて、動画も交えてお話がありました。

佐伯さんからは閉講式に向けてのお祝いのメッセージも読ませていただきました。佐伯さん、ありがとうございました。

そして小休止のあと、2期生卒業7人、一人ひとりに認定証贈呈。

もう、時間がたりなくてたりなくて。

贈呈しながら、記念色紙にメッセージを書きながら、お菓子を食べながら。。。

お菓子や飲み物を差し入れしてくださった行本さん、シンジさん、ありがとうございました。_(._.)_

そしてラスト1時間?最後の、「Talk over」。

Aさんからは、人権擁護委員の方との出会いから、「みんなにも出会わせたい」との提案。

Oさんからは、3月13日に行われた自校の学年全体人権学習に寄せて、自身の家族について語ってくれました。

Yさんからも、自身の家族について。仲の良い大好きな今の家族と、そうでなかった家族について。

N村さんからは、テレビドラマ「MIU404」のワンシーン、「日本人キライになりたくなかった」に心が震えたこと。そのあとは盛り上がり、、、リポーターと化してしまいました。

Kさんからは映画「ラーゲリーより愛をこめて」を観て感動したこと。ストーリ解説も含めて、主題歌「Soranji」に込められた思いを話してくれました。

Sさんからの話は、本当に何と言っていいのか。。。お母さんの生まれのこと。両親の結婚時のこと。「もしお父さんの決断がなければ、自分は生まれてなかったかもしれない」という切実な言葉に、13日の学年人権学習を想起しました。そしてそこに、両親への感謝と、生まれてきて良かったという思いが滲んでいました。まったく予想だにしなかった語りに、じっくり話し合う(Talk over)の意味をあらためて嚙み締めました。

本当に成長した姿を、みなさんは見せてくれました。人って、中高生って、こんなにも成長できるんだ!という当たり前な思いに、今さらながら嬉しいやら、感動やら。。。

中高生って、本当にすごい!人権感覚の感度が、確実に高まっているって感じました。

もっともっと一緒にいたい!一緒に何かをやっていきたい!気持ちでいっぱいです。

とはいえ、2023年度はこれでおしまい。

一つ残念なことが。。。最後に、集合写真を撮り忘れていました。。。悲しいです。

新規3期生は、まだ申込みがありません。1期2期を含めた2024年度生も、8人です。来期も楽しい企画を考えています。多くの方の参加をお待ちしています。

最後に、2期生の皆さん、2024年度生の皆さん、本当に本当にありがとうございました。

皆さんがいたから、私はこの1年頑張れた。それは間違いなく言えます。皆さんは私たちの、私の誇りであり、希望です。この出会いに「さようなら」はありません。いついつまでも、ともに。。。

ありがとう!