2024年度第1回実行委員会・人権こども塾第2講開催!

2024年4月27日、鳴門市人権福祉センターにおいて、人権を語り合う中学生交流集会+'24がスタートしました!

参加中高生は10団体40人、教員等は8団体10人でした。例年にも増して、どこかフレッシュ感のあるスタートとなったように思います。

そして、全員から自己紹介。

そのあとは、藍住東中の平野先生によるアイスブレーキング。

一つの輪になって、番号が割り振られ、知らない者同士による班がつくられます。

そして、あらためて自己紹介。

「変な名前の生き物」?がいくつも紹介されます。世の中には本当に変わった名前があるものです。それもすべて、ダイバーシティ(多様性)ですかね。けど、いったい誰が勝手につけたのやら。。。

それから、ド定番のクイズコーナー。

「目玉焼きにかける定番の調味料」

塩コショウ派に、しょう油派が敢然と立ち向かいます。そこに割って入る、ケチャップ派。

ちなみに私は、ソース派です。

「夏になるとあらわれる食べ物」

まあ、スイカ。と思えば、きゅうり?ソーメン?そして…「傷だらけのゴーヤ」。聞くと、そこには何やらエピソードが。そうです!ここは単なるイベント集団ではありません!「人権を語り合う中学生交流集会」でした!自分の思いや意見、そこにまつわるエピソードを共有し合うことを大切にする場です。

少しは参加者の気分も表情もほぐれてきました。

ほぐれてきたところで、休憩をはさんで、私、吉成から、中学生集会について解説をさせていただきました。

会の目的、経緯、組織、今年度これからの予定。

話の合間には、昨年度の様子が分かる動画を2本ダイジェストで見ていただきました。

1本目は、昨年度の開会行事から講演会などの午前の部。

中学生が進行も、あいさつも、表彰式もリードしていきます。

昨年度の講演会は、被差別部落に生まれ育った二人の女性からのお話でした。昔話ではなく、今も残っている部落差別。しかし、それに明るく元気に、イキイキと笑顔で立ち向かう姿。そもそも恥じることも隠すこともないんだから、ちゃんと我が子にも語り継いでいきたいと語る姿が、本当にカッコよかったです。

2本目は、人権意見発表や意見交換から、閉会行事までの午後の部。

昨年度は、認知症や障がい、ジェンダーについての人権意見発表でした。意見交換していくなかで、認知症の家族をもつ中学生が思いのほかたくさんいることがよく分かりました。そして、同じような悩みのなかでいる中学生が、他者の発表を聞いて、思いを変えていく姿に、やはり語り合うことは大切だなーと感じました。

説明に続いて、これからの取り組みについて、次回5月18日に向けての連絡をさせていただきました。

実行委員長・副委員長、キャッチフレーズの募集をし、次回には決定をします。皆さんの語り合いもスタートしていきます。今から楽しみです。

最後に森口先生から、滋賀県の高校生による交流集会の報告書が紹介されました。私たちと経緯や思いを同じくする仲間が、県外にもいるということです。本当に頼もしく感じるし、いつか、どこかで、そんな仲間とも交流ができれば、また違った刺激を受けることになりそうです。

次回は5月18日です、どうぞ皆さんもご参加ください。次回の ご案内・申込書PDF です。よろしくお願いします。