まずは自己紹介。
それだけでも、新しくなった各自の所属や部活動、趣味など、ひととおりが紹介するだけで20分もかかってしまいました。(笑)
うれしかったのは、今年高校生になった1期生が、全員各高校の人権部に入ったということ! これはこの先、何か起こりそうな予感がします。
自己紹介の後、私、吉成から、30分ほど(予定は20分だった)お話をさせてもらいました。
特に力点を置いたのは、「人権と経済」についてのお話でした。
一見、「は?なんで?」と思ったのではないかと思います。どこまで飲み込めたのかはわかりません。でも、この一見関係のないようなことが密接につながっているということを、今回中学生に初めてお話しさせてもらいました。いつか飲み込めるときが来るといいなと思います。
そして、1回目のブレイクタイム。
15人が3つのグループに分かれ、あらためて自己紹介から始めるのですが、このときの高校生のリードが素晴らしかった。学年が違えば、これだけ活躍できるのだということを、思い知らされました。
そして続いて、共同代表の森口さんからのお話。
ここでは、昨年の中学生集会の映像をダイジェストで見ながら、人と出会い、つながることの不思議と、その素晴らしさについて話していただきました。
出会うはずのなかった人と人が出会うことで、新しい何かが生まれる。それを実感できる場が中学生集会であり、この人権こども塾だと思います。
今年の中学生集会も、今から楽しみです。
これからの予定についても連絡しました。
「人権を語り合う中学生交流集会+'23」
第1回実行委員会 4月29日
第2回実行委員会 5月27日
第3回実行委員会 6月24日
第4回実行委員会 7月22日
前日リハーサル・交流会・夕食会 8月5日
本大会 8月6日
この他にも、月に1~2回集まるなかで、香川県の中学生集会への参加や、鳴門人権フォーラムへの参加、四国朝鮮学校交流フェスタへの参加など、今から楽しみなイベントが盛りだくさんです。
楽しみながら、いろんなことを学んで、それぞれの成長につなげてもらえればと思います。
2回目のブレイクタイムのあと、全体で Talk over をしました。
中山さんから狭山事件についてあらためてお話をいただいたり、高校生3人からは、受験や高校進学を経て得られた体験談もありました。中学生の皆さんにとっては、日ごろ得られない、貴重なお話でなかったかと思います。
中学生からの発言にもつながり、どこかほのぼのとした語り合いになりました。
最後に森口さんから、「人は生まれで決まらない、生き方で決まる」との言葉がありました。
私たちは、私たちの人生を、自分で決めていくのです。そのための大切な「意思」を見つける場が、人権こども塾です。皆さんには、ここで得たことをもとに、それぞれのステージを掴んでいってほしいなと思います。
これからの「人権こども塾」の報告、楽しみにご覧になってください。応援よろしくお願いします!